2,000人以上の経営者と面談してきた元ベンチャーキャピタリストが贈る、「夢と歩む」日記
2012/04/23(月)
「自らの使命を全うする生きざま」
スティーブジョブズ氏の自ら信じきる哲学、そして感性。
ジョブズ氏はユーザーの使い勝手については細部までこだわり、製品の完成度において完璧主義者たろうとしていました。 彼の哲学は、製品ではなく、最初から完璧に近い「芸術品」でした。
製品の開発に自ら深く関与し、また、関与する限り、「限られた製品」を完璧にしようとしたのです。
実際、アップルの製品ラインアップは非常に少なく、同社は収入の約8割は、10本の指に満たない数の製品の売り上げによるもので、5〜6割の収入の稼ぎ頭は5本の指で足りるかもしれません。
それだけ少ない数の製品に、ジョブズ氏本人が相当な時間を費やして、その出来栄えを完璧にしようとしてきたのです。
パナソニックやソニーのような企業は数百から数千単位の製品を抱えているでしょう。
こういった、ジョブズ氏が持つ、
・強い信念、哲学
・優れた感性・芸術力
・無駄なものをそぎ落とす、フォーカスする能力
といった独特な能力が、アップル社の奇跡の復活と、世界の人達への「新しい価値」を発信できたのではないかと思っています。
人は、生まれ持った「使命」を認識できた時、信じられない力を発揮するのではないでしょうか。
物事は、全てにおいて「トレードオフの関係」があると言われています。
何かを得るとき、何かを失う。
ジョブズ氏は、きっと、自らの「使命」を、命を削りながら、全うさせたのだと思っています。
でも、もちろん、ジョブズ氏は、きっと、自分の歩んだ人生に悔いはないでしょう。
最後に、ジョブズ氏の名言をお伝えします。
・方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず「本当は重要でもなんでもない」1000のことに『ノー』と言う必要がある。
・美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。
・イノベーションは、研究開発費の額とは関係がない。アップル社がマックを開発したとき、米IBM社は少なくとも私たちの100倍の金額を研究開発に投じていた。大事なのは金ではない。抱えている人材、いかに導いていくか、どれだけ目標を理解しているかが重要だ。
・愛せるものを見つけましょう仕事にも恋愛にも言えることです。(中略)まだ見つかっていないなら探し続けましょう安易に落ちつかないで下さい。
・私がこれまでくじけずにやってこれたのは、ただひとつ。自分がやっている仕事が好きだという、ただそれだけなのです。
・墓場で1番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。
・仏教には「初心」という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ。
・海軍に入るくらいなら海賊になったほうがいい
・あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きて いることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信 じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。
・革新はリーダーとフォロワーを分ける。
・私たちはこの世界に凹みを入れてやろうと思ってここにいるんだ。そうでないならなんでそもそもここにいる必要があるんだい?
・死を覚悟し生きていれば、何かを失う気がするという心配をせずに済みます。あなたは初めから裸なんです。素直に自分の心に従えば良いんですよ。
・ハングリーであれ。馬鹿であれ。
・未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。
・今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか。「NO」という答えが幾日も続いたら、何かを変える必要がある。
・いまはつながりがないことがらであっても、将来は結ぶことができるかもしれない---それを信じてほしいんです。勇気、運命、人生、宿命……何でもいい。とにかく信じることです。点と点が結ばれていくことを信じれば、人生に失望することなんかありません。
スティーブ・ジョブズ/元アップルCEO
ジョブズ氏はユーザーの使い勝手については細部までこだわり、製品の完成度において完璧主義者たろうとしていました。 彼の哲学は、製品ではなく、最初から完璧に近い「芸術品」でした。
製品の開発に自ら深く関与し、また、関与する限り、「限られた製品」を完璧にしようとしたのです。
実際、アップルの製品ラインアップは非常に少なく、同社は収入の約8割は、10本の指に満たない数の製品の売り上げによるもので、5〜6割の収入の稼ぎ頭は5本の指で足りるかもしれません。
それだけ少ない数の製品に、ジョブズ氏本人が相当な時間を費やして、その出来栄えを完璧にしようとしてきたのです。
パナソニックやソニーのような企業は数百から数千単位の製品を抱えているでしょう。
こういった、ジョブズ氏が持つ、
・強い信念、哲学
・優れた感性・芸術力
・無駄なものをそぎ落とす、フォーカスする能力
といった独特な能力が、アップル社の奇跡の復活と、世界の人達への「新しい価値」を発信できたのではないかと思っています。
人は、生まれ持った「使命」を認識できた時、信じられない力を発揮するのではないでしょうか。
物事は、全てにおいて「トレードオフの関係」があると言われています。
何かを得るとき、何かを失う。
ジョブズ氏は、きっと、自らの「使命」を、命を削りながら、全うさせたのだと思っています。
でも、もちろん、ジョブズ氏は、きっと、自分の歩んだ人生に悔いはないでしょう。
最後に、ジョブズ氏の名言をお伝えします。
・方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず「本当は重要でもなんでもない」1000のことに『ノー』と言う必要がある。
・美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。
・イノベーションは、研究開発費の額とは関係がない。アップル社がマックを開発したとき、米IBM社は少なくとも私たちの100倍の金額を研究開発に投じていた。大事なのは金ではない。抱えている人材、いかに導いていくか、どれだけ目標を理解しているかが重要だ。
・愛せるものを見つけましょう仕事にも恋愛にも言えることです。(中略)まだ見つかっていないなら探し続けましょう安易に落ちつかないで下さい。
・私がこれまでくじけずにやってこれたのは、ただひとつ。自分がやっている仕事が好きだという、ただそれだけなのです。
・墓場で1番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。
・仏教には「初心」という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ。
・海軍に入るくらいなら海賊になったほうがいい
・あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きて いることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信 じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。
・革新はリーダーとフォロワーを分ける。
・私たちはこの世界に凹みを入れてやろうと思ってここにいるんだ。そうでないならなんでそもそもここにいる必要があるんだい?
・死を覚悟し生きていれば、何かを失う気がするという心配をせずに済みます。あなたは初めから裸なんです。素直に自分の心に従えば良いんですよ。
・ハングリーであれ。馬鹿であれ。
・未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。
・今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか。「NO」という答えが幾日も続いたら、何かを変える必要がある。
・いまはつながりがないことがらであっても、将来は結ぶことができるかもしれない---それを信じてほしいんです。勇気、運命、人生、宿命……何でもいい。とにかく信じることです。点と点が結ばれていくことを信じれば、人生に失望することなんかありません。
スティーブ・ジョブズ/元アップルCEO