企業選択は、自分自身の職務能力と照らし合わせて考える必要があります。キャリアアップしたいと考えて転職することは大切ですが、背伸びをし過ぎることも問題があります。転職では、通常短期間で戦力となる人材を求めていますので、入社後実務面で能力を発揮できなければ、再び転職ということにもなりかねません。

転職をして入社すると、既存社員からどの程度の能力があるか見極められます。入社後数カ月間で評価されないと、会社にいずらくなるケースもあります。逆に実務能力について評価されれば、その後の仕事もうまくいきます。一流企業、有名企業に転職したいという志向を否定はしませんが、大切なことは内定をもらうことではなく、入社後やりがいを見出し、仕事ができることです。目標を低くすることはありませんが、現状の能力を判断したうえで、企業選択するようにしてください。