今年の新語・流行語大賞は世界が熱狂「リアル二刀流」

この話題で「リアル二刀流のショータイムって明日でしたっけ？」と言うだけでカンの良い競馬ファンならどの馬の話か既にお分かりになるのでは（笑）

人気アイドルのソダシにただ抗うだけで今年のチャンピオンズカップを終えるのも気が引けるので、ソダシのオーナーで日本競馬史上最高の馬主とも言われる金子真人さんの話を皆様に少し。

金子真人さんは2004年キングカメハメハ・2005年ディープインパクト・2016年マカヒキに続く2018年のワグネリアンのダービー制覇で、馬主としてサンデーレーシング（３勝）を超えるダービー単独最多の４勝目となりました。所有馬からダービー馬が4頭も出るなんてとんでもない話ですよね。

この馬達が一人の同じ馬主ってのも驚愕なんですが…更にその後ディープインパクト・キングカメハメハの子供達がこれまた数多くの名馬を生んできた事は周知。しかしながらここではその話はエンドレスになるので割愛します。ここでの話題は金子真人オーナーが持っている（正確には持っていた）もう一頭の名馬クロフネの話です。

クロフネはその名の通りアメリカ産馬で日本のダート界に脅威なる旋風を巻き起こした馬。NHKマイルカップを勝った後に2001年 当時のジャパンカップダートで歴代最強とも言われるパフォーマンスを見せて同年末に屈腱炎発症して惜しまれつつも引退してしまいました。

芦毛の馬体と力強い走りは子供達にも受け継がれましたが、ディープ・キンカメ産駒が大舞台で活躍するに比べたら地味な存在だったのかもしれません。そんなクロフネは今年1月17日に23歳で他界しています。

金子真人オーナーがクロフネの夢を繋ぐとしたらどんなシナリオがあるでしょう。

芦毛のクロフネから生まれた真っ白な女の子、ソダシが金子真人オーナーが見てきたクロフネの夢の続きを描いてくれるかもしれませんね。

その夢が叶うならば、このレースでソダシは非凡なるクロフネのダート才能を開花させ、連なる凡馬を3馬身は突き放して紅一点 ダート界の白い彗星となるでしょう。

信じるか信じないかは貴方次第です。

こんなにも素晴らしく、美しい話ができたので…ほぼ満足してソダシ馬券は押さえまで（笑）

ちなみに私がソダシを消さずに馬券を回すのは、おっさんが晩年競馬を語る時の為の想い出づくりの為だけに他なりません（笑）

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