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精神分析家「しんどうまき」のブログです。ご相談は090-1951-1978へ

2014/04/24(木)
「371)過食嘔吐の幻想(摂食障害)」

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の真道満喜(しんどうまき)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えませんか。
そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧き、しあわせ入れ放題・つかみ放題だと実感することでしょう。

今日は、「過食嘔吐の幻想」 について考えてみます。

これらはまとめて「摂食障害」と呼ばれています。
以前、ブログでも摂食障害=接触障害だと書きましたが、今回は「過食嘔吐の幻想」について書きたいと思います。

結論からいうと、過食嘔吐の人は≪空っぽなのにいっぱいある≫という幻想抱いています。
そもそも過食嘔吐を繰り返す人は、内的空虚感を持ち、それを埋めるために食という手段を使っているといわれます。
つまり、心=胃に置き換えて表現しているということです。

空っぽだから取り入れたいとの欲望が湧き、一気に満腹になるまで食べます。 
ホッとするのもつかの間で、そんな自分を責めて自己嫌悪に陥り、一気に吐き出そうとします。
それが「過食嘔吐」です。口に指を突っ込んだり、水を多量に飲んだり、下剤を飲んだりします。
これらの行為をストップするために考えられる方法は二つ。

一つは空虚を埋めること。
もう一つは空虚を知りそれを食以外の方法に置き換えること。

まず「空虚を埋めること」ですが、これは不可能です。
なぜなら「内的空虚感」とういうのはその人の心が感じていることなので、何ものによっても埋めることはできません。
では二つ目の方法、空虚を知り食以外の方法に置き換えること。
これは可能ではないでしょうか。
これには二段階あります。

まず、内的空虚感を抱いていることを知り、それを認めること。
次に、食をどのような方法に置き換えるかです。
そうすれば過食嘔吐という症状は消えることでしょう。
これらは精神分析という方法で実現可能です。

以上から分かるように、過食嘔吐する人は内的空虚感を持ち、それを食行動で置き換えている人であり、その人が抱く幻想は「空っぽなのにいっぱいある」となるのです。

「過食嘔吐」に興味を持たれた方はお問い合わせください。
精神の構造を理解するための講座もあります。
シニフィアン研究所のHP http://signifiant-lab.com/

やさしい精神分析講座講座はhttp://signifiant-lab.com/#11
より詳しく知りたい方はインテグレーター養成講座http://signifiant-lab.com/#13

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