昨日は華道の門をたたきましたが、もう１つ感動したことがあります。　
花にハサミを入れるときは、右にハサミ、左に花をつかみ『は』の字にもちながら雑巾を絞るように斬る。その形は手が合掌する形を取ります。…殺陣で使う『わ』受けと同じ形になります。　
合掌の形になるのは、色んな花の命に感謝をするなかで、花一本一本の個性を引き出すのだと思います。
一本一本の花は、か弱いですが、重なり合う花の共演で見事な盛り花の舞台が完成します。　
役者演技の舞台にも、殺陣にも通じるし人間の営みにも通じるものを感じます。１人１人の力が孤立していては、いいものが出来ませんが、みんなが共演し団結するなかで芸術性の高いものが出来ます。　
…道のつくものは奥の深いものです。

今日は奈良の殺陣教室でした。　
子供クラスは何故か今日は誰も来てなかったようです。　
大人クラスは殺陣検定の稽古をしました。　
みんな真剣そのもの、なかなかクセが取れない生徒さん、色々ですが頑張ってみんな合格して欲しいです。　
奈良の殺陣検定は４月２８日(土)です。　
審査担当は、永原総師範、前川相談役、井谷居合道５段です。　
役員に古川、徳丸、奥井がつきます。　

(筆、徳丸)