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日本伝承殺陣連盟の日記

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斬られる美学!斬る極意!

2011/08/10(水)
「東映撮影所」

今日は朝4時前に起きて、東映撮影所に5時集合をしました。

Σ( ̄□ ̄;)眠たい。

大友組・映画『るろうに剣心』の撮影でした。

撮影所に行くと、朝飯次にメイク、ヘアメイク、衣裳の次には、小道具と手際よくポンポンと進んで行きました。

今日も暑くなりそう、昨日は日本一京都が暑かったそうです、恐るべし盆地気候の京都と奈良です。
寒さ暑さもハンパじゃないです。

猫いらず屋のセリフを練習していたんですが、昨日助監督から電話が入り、カメラ近くで映るのに猫いらず屋はちょっと…華やかな花屋さんで、セリフは『徳丸さんは役者だから、任せます、アドリブで江戸べんでお願いします!』と言われました。

当日は好き勝手なことを叫んでました。

撮影場所は映画村、お客様が入場してくるころには、すっかり日陰もなくなり、ぐっしょりになってます。夏祭りの設定だから、玉のような汗を求められるので、スタッフの方々が入れ代わり、たちかわり水を霧吹きでかけにきます。
これがまた蒸し暑くなります。

もう一つの敵は花桶の重さでした。朝は軽く感じたのですが、体力がなくなり木の天秤棒が肩に食い込み、腰になまりを巻いたようになりました。
リアルさを出すために、花桶に水をかけるので、だんだん水が溜まり重くもなっているような気もします。昔の人は、生の花だったから水をたくさん入れたら本当に重たかったと思います。
汚し…と言って衣裳や顔、足など時々、スタッフが汚れをつけにきます。もちろん泥じゃなくて、きな粉やコーヒーを使います。
汗と泥まみれといったとこです。

スタンドインと言うお仕事も大変やと思いました。
自分も服のマルイのコマーシャルで神戸のハーバーランドで撮影した時、俳優の滝沢ひできさんと自分が背と体型が似ていることから、選ばれ出演しました。
さんざん練習して、カメラワークを調べたあと本番は本人と入れ替わる、周りは主役と一緒に大切にしてくれますが、まったく虚しい仕事なんですよね。

今回の主役の佐藤健さんのスタンドインもよくにてました。

殺陣したり暴れたりして汗だくになってしているのに、本番!〜の監督の声で入れ代わります。
しかしよく似てる人を連れてきたものです。

夕方には妙なテンションになってきてました、我慢の限界の10倍は越えた感じになってました。(笑)

終了!お疲れ様!の声に喚声が沸き起こりました。

撮影終了後、声取りも一発OK!ラッキー!

プリンセストヨトミで鍛えられたので、夏の撮影は耐えられるようになりました。
何でも経験です。感謝。

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