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☆鍼灸院の日記帳☆

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2011/06/25(土)
「自律神経失調症」

最近よく効く言葉に自律神経失調症というものがあります。



西洋医学の分類でも、自律神経失調症という病名が
正式に認められているというわけではなく
つまり、眠れない、食欲がない、めまいがする
肩がこる、手足が震える、便秘



といった自律神経が関係する症状があるのに
検査をしてもはっきりと異常が認められない
原因の特定が困難な場合に自律神経失調症と診断されるようです。



自律神経とは血管や内臓などの働きをコントロールし
体内の環境を整えている神経で
私達の意志とは関係なく独立して働いていることから
自律神経と呼ばれています。



それには交感神経と副交感神経の二つがあり
昼間行動しているときにはおもに交感神経
夜寝ているときには福交感神経が働きます。



わかりやすく言えば
交感神経が緊張、福交感神経がリラックスを受け持っているわけで
人間の体はこの二つの神経がうまくバランスを取っているのです。



このバランスが何らかの原因で崩れることがあり
その状態を総称して自律神経失調症というわけです。



こういった病因が特定できず、その結果、治療が困難な場合
西洋医学ではまず神経科、心療内科を
受診することが必要とされているようです。



東洋医学ではむしろ簡潔です。
その人の体の内部のどこがおかしいかを調べ
それに合った治療をすればいいのですから。
むずかしい病名はいらないのです。



この自律神経失調症のような場合
原因は複雑に絡み合っていることが多く
本来、ひとつの病名の下にひとくくり
に診断することはできないはずで



私たち鍼灸師は患者さんと1対1になって
問診や脈診、腹診など詳しく観察し
患者さん一人ひとりの体質、体や心の状態
気のバランスなどがどうなっているか総体的にとらえ
十分理解したうえで説明し、治療をしていくのです。

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