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sasayuriの日記

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2011/09/22(木)
「ギュっとして苦しい」

こんにちは。
小僧です。

本日は晴天なり。台風一家が日本を行き過ぎ、平和な今日な〜のだ〜。テレビでニュースを見ていると、日本全国災害だらけで、本当に胸が痛いです。胸だけでなく、腰も痛くなってきましたが。椎間板ヘルニアか坐骨神経痛か・・・o(TヘTo) くぅ。しかし、山形行く前じゃなくて良かった。神に感謝。

テレビを見ていて思うこと。大災害にあって身内の方を亡くしたりしている状況で、インタビューに応えたり、避難所での生活をしいられたりしている姿を見ると、その心の動きをトレースしてしまう。決して実際の心を全くその通りに知ることはできないし、そんなおこがましいことは考えていない。ワタシたちが生活している中での何か他のことと似通っていることはないかと考えてもみるが、そんなことがあるハズもなく、やはり全ては想像の中である。

先日の山形公演に出演してくれた藤子さんは今、宮城県の仙台でお饅頭屋をしている。3.11の被災者であり、まさしくその渦中に身を置いて生活を続けているのだ。そんな藤子さんから、少しだけお話を聞くことができた。

「饅頭を買いに来るお客さんが、何でもなかったかのように”あの日”の話をリアルに話す。津波のこと、身内が亡くなったこと。そして話しがドンドン走り出し止らなくなり、いつしか笑顔のまま涙を流す」のだそうだ。

言葉にして楽になることもある。言葉にするとツラくてしょうがなくなることもある。思い出して乗り越える人生。封印して前に進む選択。・・・。人の数だけその人の乗り越え方があるのだろう。ワタシたちは安易に、一概に、「がんばろう東北」「一緒にがんばろう」などと言えない。「すでに頑張っている人にもっと頑張れと言うのはなんて残酷な話だ」と、コレはちかさんの言葉。

今回の公演に仙台から駆けつけてくれた、専門学校の同級生。彼女は仙台で被災し、ふるさとは福島だ。彼女もまたその渦中に身を置いて生活している。そんな彼女が、「仙台でも公演をして欲しい」と言ってくれた。

ワタシたちの仕事は少なからず“ニーズ”に敏感でなければできない、と思っている。外からのニーズにも、自分の内からのニーズにも。そっと耳をすまして、今本当に何が必要なのか、考えたいと思う。

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