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岡山野生生物調査会の日記

2014/08/23(土)
「第5回旭川源流大学in新庄村(一般の部)」

旭川源流大学(一般の部)が新庄村で開催されました。
11日、12日に行った中高生の部とは異なり、子ども(保護者同伴)から大人参加できる日帰りの企画です。
今回は新庄村毛無山のセラピーロード散策と龍宮岩・鬼の穴観察がメインです。

朝は8時に岡山をバスで出発、
始めに国六事業所で黒田さんと合流し、傘杖山を見ながら新庄村の林業について説明を受けました。
山の下側はスギなどの人間の手が入った林が多いこと、上側には広葉樹が自然のまま残してあることを教えて頂きました。

次に、いよいよ毛無山セラピーロードの散策です。
山を歩くので体調のことを考慮して1時間半のコースと30分のコースを予定していましたが、皆さん健脚で全員1時間半コースを選択して頂きました。

セラピー協議会の黒田さんから昔のたたら製鉄をしていた頃に出たスラグと呼ばれる赤褐色の石や、スギやヒノキ、ブナ、ミズナラなどの説明を受けながら歩いて行きます。
深呼吸をして、山の新鮮で綺麗な空気を肺一杯に詰め込みました。

途中、大きなヒキガエルのお尻にかぶり付いているヤマカガシと遭遇しました。
ヒキガエルはとても大きくて全く口に入りきっていませんでしたが、ヤマカガシはそれでもなんとか入れてやろうともがいていました。
とても貴重な1シーンです。

山の家で昼食後、不動滝雌滝の見学をしました。水生昆虫について簡単な講義をして、バスに戻ります。
次に、野土路川源流の碑を見学し、近くの川で涼みながら川の生き物について説明をしました。
2011年の源流大学ではチップを敷いて木道整備をした場所です。

道の駅でお土産休憩をした後、最後の見学場所、龍宮岩・鬼の穴へ向かいます。
雨の後で増水と岩が濡れていたため、2班に分かれて見学を行いました。

今回は参加者の年齢層が高めで、山歩きが好きで色々な山を回っている方、山の植物が好きでとても詳しい方など、多くの方に参加して頂きました。
自然散策を趣味とした機運が高まっていることを感じる回でした。
これからも自然観察会を企画してまいりたいと思います。

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