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ミチルの日記

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からっぽの頭で

2010/02/02(火)
「リポタンパク」

リポタンパクとは……粒子の中心部に疎水性の中性脂肪とコレステロールエステルを含み、その表面を親水性のアポタンパクとリン脂質、および遊離コレステロールにおおわれ、脂質を運搬する役割を持ちます。ようするに、LDLやHDLの仲間です。他に、食事由来の中性脂肪を運搬するカイロミクロン、肝臓で合成された中性脂肪を運搬するVLDL、VLDLとLDLの中間体であるIDLがあります。


 中性脂肪、リン脂質、コレステロールは水に溶けにくいです。これらはアポタンパクと結合してリポタンパクを形成し、血中に存在します。
 アポタンパクの濃度はリポタンパクの増減の目安となるとともに、先天性を含めた高脂血症の診断や動脈効果や虚血性心臓病の予測などに有用な情報となります。ややこしいことに、アポタンパクはいくつか種類があります。カイロミクロンならアポC、アポB48。VLDLならアポC、アポB100。LDLならアポB100。HDLならアポAが主要なアポタンパクとなります。


 脂質も細かく分類できるんですね〜。

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