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☆“ミネラルって何?”(お勉強の部屋)

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健康・美容・キレイ・ダイエットetc。。。興味ある方、覗いてみません?

2007/09/06(木)
「脂肪酸について。。。」

脂肪酸は、加熱せず自然状態であるのを「シス型」と呼ぶのだが、これを人工的に熱処理などを加えると、「トランス型」というねじれたものに変化する。
生化学では、これら「トランス型脂肪酸」を摂取すると、身体の中で何も役立たない全くの異物でしかなく、逆に身体に害を与えるものになると既に実証されているのだ。
厚生労働省も「第6次改訂 日本人の栄養所要量」で既に、トランス型脂肪酸の摂取増加で「血漿コレステロールの上昇、並びにHDLコレステロールの濃度が低下して動脈硬化の恐れあり」と明記している。
つまり、私達の身体にはこの「トランス型脂肪酸」は全く必要がないし、もともと受け付ける構造ではないということ。

脂肪酸自体についてだが、四大元素と呼ばれるうちの「炭素・水素・酸素」から出来ており、さらに「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」に分けられる。
「不飽和脂肪酸」はさらに炭素の二重結合の位置と形状で「オメガ3、オメガ6、オメガ9」に分けられる。
オメガ3は、「a-リノレン酸、EPA、DHA」などで、亜麻仁油やシソ油、そして当然、代表として魚に多く含まれる。
オメガ6は、「リノール酸、y-リノレン酸」などで、紅花油、ひまわり油、大豆油、コーン油、月見草油に多く含まれる。よく一般的に使うサラダ油は、ブレンド中にオメガ6のものが主である。
オメガ9は「オイレン酸」でオリーブ油や菜種油に多く含まれる。

このうちで、オメガ3と6の摂取理想バランスは1:1と言われ、この2つの脂肪酸は自律神経とホルモンの調整をする。
さらにオメガ3は「脳細胞・神経細胞・生殖細胞・網膜・副腎」などの形成に絶対不可欠である。
子供にとって大変重要な栄養分であるのだ。
ここで、私達の現在の食生活を思い浮かべてもらえばよく分かるのだが、古来、魚など多く摂取し油分を摂って来たのが日本人なのだ。それが今では食べ物の加工などあらゆるものにオメガ6のものを多用してしまい、現代人は3と6との理想バランス1:1を大きく崩してしまい、オメガ6の過剰摂取に陥っている。
オメガ6の過剰摂取は「アトピー、喘息、リュウマチ」などの一因でもある。(勿論、言うまでもなく「水銀・鉛・アルミニウム」などの有害ミネラルの体内多量蓄積も同時に大きな原因)

過去に北里大学の交通死亡事故した子供約400人の解剖結果で、5歳児55人中42人が、10歳以上では100%の子供が動脈硬化が見られたことも記しておきたい。
現代人はほぼ間違いなく油の過剰摂取、しかも不要な害のある油の過剰摂取なのだ。

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