3月16日

1000　総務文教委員会

○　東電の対応

世界でももっとも信頼性があると言われていた日本の原発の危機管理。そのあまりの過信に全体としての対応力に抜かりがあったといわざるを得ない。これも合成の誤謬。もっとも最適化した技術の寄せ集めが、実は大きな穴になっている。

日本は脱原子力を目指すことになるだろう。国民のコンセンサスを今こそ確認するべきだ。

ただ、現場の職員の方々。自らをかえりみずメルトダウンを阻止するために放射能に命をさらして対応している。われわれはお蔭で守られているのだ。

雪だ。

わたし達の社会システムそのものを再検討する必要に迫られている。統合集積による効率化は危機管理の際には一箇所に大きな打撃が集積する。分散自立するｼｽﾃﾑの考え方からの再検討が必要だ。そして、それは以外にもそのほかの問題点を解決してくれることにつながるかもしれない。