★ 先日、円行寺の「大旺新洋アスファルト合材プラント」から排出されたガスが早朝に地域一体に覆い悪臭もすると、住民の方から通報がありました。プラントがある場所は、西と南北が山に囲まれガスが滞留しやすい地形、その後ガスは東に流れ湯の川温泉、みづき坂団地など住宅地へと広がっていきます。
★ 早速プラント技術に詳しいＳ本さんに相談すると「アスファルト臭は硫化硫黄や窒素化合物などが分解反応し発生する複合臭、事業所の排ガス対策と、市に提出している自主測定値は確かか？」と話されました。そこで秦市議に環境保全課にアポをとってもらいました。
★ 当日は岡田市議が同席。担当課として現状をどう把握し事業所へはどう指導するのかと、S本さんと、市の指導責任を厳しく追及。
　その結果、�@排ガス再循環による燃焼脱臭ラインが装着されていない、�A当面は早朝の運転を極力控えさせ、市が直接排ガス測定する、�Bそれらの運転状況等を確認し、燃焼脱臭の装着など含め、改善に向けた協議を行う、という事が確認されました。
★ 大気汚染防止法、悪臭防止法に基づく操業を監督するには、汚染や悪臭の化学的知識に加えてプラント技術などの専門知識が不可欠です。今、環境保全課の職員はわずか5人。職責が果たせる職員配置や研修を保障することも、同席していた部長に強く求めました。