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蹴猿日記

2008/06/30(月)
「ユーロ話題のオフサイドについて」

少し前にフットサルをしていた時のこと。
他チームの兄ちゃん達がユーロのオランダVSイタリア戦の話をしていた。

話の中心はあのファン・ニステルローイのゴールがオフサイドではないのか?…というちょっとした話題になった例のアノ場面だ。

兄ちゃん達はイタリアファンなのか無知なのかは知らないが、得点が認められた事にえらく怒っていた。

断言してもいいがアレは100%オフサイドではない。
現在のルールブックを擦り切れるまで熟読し理解してもらってもいいのだが、ここでいまだにオフサイドだと思っている方の為に少しだけ簡単に説明しておこうと思う…(もしかしたらウチのメンバーにもそんな奴がいるかも知れんしな〜)

まずアレはピッチ内の状況だけ見ればオフサイド。
問題はイタリアのパヌッチがゴールラインを越えてピッチの外に出ていた事だ。
要はピッチの外にいる者をインプレーと扱うかどうかというのが争点。

もちろん審判に指示(許可)されてピッチ外にいる者は、もう一度審判に許可をもらうまではピッチに入れずプレーに関係はなくなる。
しかしアノ場面はそんな指示もなくインプレー中に接触により出てしまっている。

それを認めてしまうと次のような事が起こる可能性がある。

例えば自分がいる事でオフサイドにならないと思ったDFがわざとピッチの外に出て、「自分は関係な〜い」と言い張り簡単に相手をオフサイドにしてしまう非紳士的な邪道プレーを認めてしまうことになってしまう。

…わかってもらえただろうか?
( ゚-゚)トオイメ

そんな事が横行すれば「サッカー」というスポーツ自体が成り立たなくなってしまう。
よってパヌッチが接触によりライン外に出てしまったとしても、その接触がファールと認められるか、審判の指示によりピッチ外に出るもしくは審判が試合を中断する以外には勝手に出てはいけないので、ピッチ内の選手としてインプレーとして扱われるという事だ。

だからあの時の審判は素晴らしくグッジョブという事です。
フットサルにはオフサイドは無いけど、サッカーをする時には皆さん注意しましょう。

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