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蹴猿日記

2008/03/26(水)
「アメとムチ」

前回は「良い所」を書いたので今回は最近気になる「悪い所」を書いてみたい。

蹴猿の悪い所はプレー内外に限らずめちゃくちゃあるのだが、その中でも最近特に思う事・・・それもプレー以外の事が凄く気になっている。
これは前回に書いた「声を掛け合う」事にも繋がりがある。

それは『褒める内容でしか声を掛け合わない事』だ。

例えばピッチにいるメンバーが良いプレーをしたとする。
その時に・・・
「ナイスパス!」
「ナイスシュート!」
「OK!OK!」
・・・などの味方に対する声が少しずつ出て来たのは前回書いた通り。
もちろんこれは非常に良い事なのは間違いない。

では逆に「味方が悪いプレーをした時」はどうか?

そんな時には全くと言っていいほど声を発しないのだ・・・せいぜいあっても「切り替え」の言葉をかける程度だ。

これは持論になるのかどうかはわからないが、私は味方が悪いプレーをした時や味方同士の意思が合わなかった時ほど声を掛け合っていくべきだと思っている。またそうする事によって、色んな原因が浮き彫りになり、それぞれの課題が見えてくるからだ。

『今のプレーは何が悪かったのか?』
『アイツは何故こっちにパスしなかったのか?』
『じゃあ自分はどうすればよかったのか?』

悪いプレーを見過ごしていて良いプレーが出来るだろうか?

悪いプレーを認知しているからこそ良いプレーを導き出す事が出来るのではないだろうか?

少なくとも個人、チーム全体のレベルアップをはかるには悪いプレーを修正していく必要がある。

『お互いの良い所悪い所を指摘しあう』
『相手に要求したりされたりする』

これは言うまでもなくサッカー、フットサルにおいて非常に重要な事です。当然だがその行為に技術の高低は関係ない。

良かったプレーを褒め合う事も時には重要。
でも悪い所をどれだけ良く変えていけるかという所は、チーム&個人にとってそれ以上に重要な事です。

一つのプレーには、あらゆる要素が詰まっている。
得点に繋がった時などの良いプレーの中に入っているモノと、悪いプレーに入っているモノは表裏一体。
片方があるからこそ片方が見えてくる。

『今』だけでなく、相手の・・・チームの先を本当に考えるのならば、ただ褒めるだけではなく『次』に繋がるような指摘を意思の疎通の元に、もっとやり合っていくべきである。

物事を真剣にやっているからこそ「話し合い」が自ずと生まれてくる。
それが生まれないのは、いかなる理由があろうとも、ただ「妥協」しているだけであるように私は思う。

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