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蹴猿日記

2008/02/19(火)
「2月16日練習試合」

今回の相手は2度目の対戦となるモスコミュールズさん。
前回は前からのプレスが非常に厳しく、最近ヌルい試合ばかりが続いていた蹴猿にとっては、かなり戸惑った覚えがある。

しかし今回もまた同じく前線から激しいプレスが続く・・・。
案の定、プレスに戸惑いパスもろくに繋げず失点を重ねていく苦しい状況に。

原因はオールプレス(と言っても7〜8割のエリア)自体に慣れていないのもあるが、それよりマンツーマンで付く所とゾーンで守る「ライン」の切り替え・・・つまり守備を仕掛けていくポイントの意識の疎通が無かった為に、どうしてもマークが中途半端になってしまった。

相手はシンプルに後衛でのエイトからのピヴォ(前線)当てを狙っていたが、マークがズレる為にフリーな選手を作ってしまい失点を防げなかった。

緊急会議の上、途中に行った修正点は以下の2つ。

『★前からプレスをかける』
『★相手の裏を狙う』

まず、こちらも前からプレスをかけて相手がエイトで押し上げて来る前に潰していく事にした。ハーフマンツーでは仕掛けが遅くなる為に、どうしても後手になってしまう。
またエイトの時には相手の後衛3人に対して、蹴猿は2人の前衛で対応していた為、一時的に数的不利になるのを防ぎたかった。

あと裏を狙うのは、前線からプレスに来る相手のDFラインを下げて中盤にスペースを作りたかったからだ。そうしないと、自陣でボール回しをするスペース(余裕)がなく、前に蹴るだけの単調な攻めばかりになってしまう。

・・・ただそれには狙いがあり、局面でわざと1対1の場面を作りたかった。
詳しく言えば蹴猿のエースである、ほっそんの所で1対1を作為的に作りたかった。
インターセプトからの強烈なドリブルまたはシュートを相手に警戒させる事によって、他の者へのプレッシャーを軽くし相手の守備を混乱させたかったのだ。
もちろん単純に1対1でなら、ほっそんはそうそう負けるとは思っていないので、ソコから攻めのリズムを作りたかったという理由もあった。

『点』を取るという事は、結局最後の所は『個人』の力によるもの。
いくらシュートまで素晴らしいパス回しをしても最後のシュートでミスをしていては意味が無い。
つまる所、最終的には個人の力の差が出て来るのはサッカーでもフットサルでも変わらない。これは日本代表のレベルでもしかりだ。
かと言って個人に頼ってばかりなのかといえばそうじゃない。
今・・・いやこれから先に向かって蹴猿がやろうとしてる事は、その最後の所をいかに「シンプル」に「優しく」するかという事に尽きる。
ごく簡単に言えば、軽くインサイドキックで放り込むだけ・・・または当てるだけといった状況を「いかに」「どれだけ」作れるかなのだ。

とにかく途中の修正が随所に効果が出て、後半は何とか盛り返すことが出来たのは収穫点。
しかしトータルでは負け越してしまったので、次回はその辺りを踏まえた上でリベンジしようと思う。

久しぶりに、よく動く上手いチームと試合出来たので代表としては非常に嬉しい事。
今の蹴猿にとってちょうどいいくらいのレベルの相手というのもあるが、モスコミュールズさんは代表の方をはじめメンバーの皆さん全員が、大変気持ちのよい大人の対応が普通に出来る非常に好感の持てるチームだからだ。
少々の接触プレーなど気にもせず、挨拶もしっかりとされている。
こういう素晴らしい所を蹴猿も見習っていこうと思うと共に、お互いのチームが少しでも強く上手くなるように切磋琢磨していきたいと思う今日この頃だ。

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