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Xジェンダーの絵描きXTX・nosumaの日記

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☆ディープに吐露します。☆

2013/07/20(土)
「Xこころ日記(24)気もそぞろ。」

少し体の調子が良くないと、大抵悪夢を見る。定番の内容は「物の怪」や「殺人鬼」などに追いかけられて命辛々逃げ出したり、息を潜めて隠れたりすると言うもの。

今日の夢は家族に纏わる「メロドラマ」だった。

内容は「母親に異常なまでの冷たい無理解な態度」を取られる自分というネグレクト物語。
この夢を見るのは年に何回かはある。
その母は、現実よりも大抵若く、対する自分は年代がバラバラだけど、流石に今は小中学生にまで遡ることはなく、殆どが高校生か現実に近い姿で対峙していた。
それは一人暮らしの今では、既に終わった出来事として記憶の奥底にしまわれた、過去に自分の身に何度も起こった写し絵。

「寂しい、悲しい、苦しい…」とうなされながら目が覚めると、体の調子がおかしい。
「室内熱中症の一歩手前」の状態、慌てて飛び起きて、フラフラしながら冷蔵庫から作り置きの粉タイプを溶かしたスポーツ飲料を取り出してコップに入れて、塩熱サプリを2つ口に放り込む。

首筋を冷やしながら、はっきり目覚めた頭で思考する。

なんのことはない、先ほどの悪夢は、体が危険信号を知らせるために覚醒を促した仮初の感情だった。

所謂「愛」と言う感情は究極には「生体の生存本能」を強化するための人に備わった装置に過ぎないのかもしれない。

「寂しさも苦しみ」も「家族」への葛藤も、そこに”安全な居場所”を確保するための装置、
確かにそう思える。

時にはそれを「相手に差し出すこと」に寄って「相互」に「共生」を可能にもする。
過剰すぎると「依存」にもなって精神衛生上よくないこともある。

しびれた体が正常に戻るに連れ、先ほどのネガティブ感情は薄れ、普通にお腹が空いてきた。

さて、そんな不毛な悟りの時間は今日はもう終いにしよう。

それが装置であれ、他の何かであれ、今自分が心底求めているのは、何かを作り出す(アート)と言う行為だ。そこに安らぎがある以上、当分手放す気は起きない。

ご飯を食べて、腕まくりして、心眼を研ぎ澄ます。
そこに優しい「魂」が見えますようにと願いを込めて。











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