朝から哲学やら人生やら、ヒューマン（ひゅーえっくすわん？）やらの行く末を考えて無駄に脱力し、涙を流しまくっていた。

実にアホである。
今週せっかく声をかけられた仕事を2本（一つは新規のクライアントの可能性のある相手なのに）断った。
何様のつもり？すごい文字通りの「貧乏絵かき」の癖にー！！
しかも多大に褒めちぎってくれた相手をだ、勿論、正直お金の問題もある…提示金額や内容が安すぎた、しかも片方の条件は締切が異常にタイトで手間も拘束時間も長時間になる、そして、もう一度小声で言うけど、お金が小さすぎる、これでは生活に支障がでるだけ、貧乏なんだ分かってよ、とは流石に言えなかった、いや、それは関係ない。

朝から不愉快な相手を叩いた、どうせ言っても通じやしない、あの恐るべき感性の鈍さ、鈍化しすぎた頭と心は、「庶民」階級が置かれた貧乏から来る怠惰な生活故か、よくある”ゾンビ病”（思考停止の常態化）か、
たまらず自分は最後に叫んだ
「自分には応援してくれる人が大勢いる、邪魔をするな！」（少し？水増しした分照れたよ。）

…感謝と言う言葉を最近、多用していた。でも、それがどういう状態なのか、本当に理解して
いただろうか…なぜ、貧乏なのに、断れた、なぜ、心を抉るような不愉快な言葉にギリギリで踏ん張れた？単にとんでもなくわがままだから？いや、それもあるけど、それがメインじゃない。


ワタシの感謝はいつもカッコ付きの「感謝」で恐る恐るお試ししながらだった。
とびきり褒められても、けなされ（冷淡な無視）ても実は反応が同じ、無感動。


自分がやることをどこかで「待ってくれている人が居る」そして、それは気のせいではない、声に出してやっと気がついた。そうだったっけ、何やってたんだっけ、いや企画、早く、もっと、止まるな、また締切ギリギリになるぞ！

朝から流す涙があるなら、
貧乏だ苦しい悲しいと一日泣いて暮らすぐらいなら、その一秒間でも、他にすることがあるだろう。
本当、何泣いてるんだ、この数十年間、涙腺が壊れているのではないかと思うほど、
無意味に無感動に涙をダダ漏れの垂れ流し状態だった。

バカX（エックス）だね、自由に選べるなら前に進め。

ただ前に、自由にのびのびと創作して、今度こそ、それを気づかせてくれたものへの感謝と共に、それすら自由と共に。