無料ケータイHP

Xジェンダーの絵描きXTX・nosumaの日記

累計アクセス:19975
☆ディープに吐露します。☆

2012/08/28(火)
「Xこころ日記(16)スケープゴート(前編)」

最近、と言っても2007年辺りから精神世界に関する書籍やその関連のネタが花盛りである。
特にソフトな「キリスト教」の草分けである「ニューエイジ思想」を根底に「引き寄せの法則」ブームが数年間人気が続いた後、一旦は飽きられて収束していたのだけど、2012年後半になって再び「ブーム」が到来している、

発端は「マヤ歴」などの神秘な暦のネタなどから、どこにでもでしゃばってくる「某プロメテウス教」の信者が自分たちの信奉する「聖典」と「マヤ歴」をこじつけて「2012年に人類滅亡」=信者の自分たちは助かる。ネタで多いに大のマスコミまでを賑わせた辺りまで含む。

そんなブームに便乗して「映画プロメテウス」が出たのはマーケットに敏感な分野では
当然といえば当然で何のひねりもないのだけど、久々にコレほど大規模で「露骨すぎるほど露骨」な
プロパガンダ映画が造られたのだから、露出教じゃない、露出狂的な映画そのものではなく、そのマーケットが出てきた社会的背景を考察してみたい。

なんて大上段に構えなくても、此処日本だけでも、この数年間「合言葉」のように「不況」「貧困」「大地震」に「原発」「イジメ」「年間自殺者3万人」である。ここまで「社会不安」やら「不安」と言う言葉すら数多あるカテゴリーの頭文字に蔓延れば、それは精神的に「大きな力」にすがりつきたくなるのは無理はない。そういう自分もソフトではあるけど「パワーストーン」や「おまじない」ぐらいには関心を持っている、それ程「不安」と言うのものは個人を強く駆り立てる力がある。

だから宗教自身が「不安」のネタを提供してその「答え」らしきものをほのめかして(決して回答を与えるのではない)それに巻き込むと言うマーケット的手法さえ採っているんだから、確かに「巻き込む」戦略は並みの商人より上手なのだろう。

そして「宗教」をグローバリズムの「大商人」として見れば、当然の如く「マーケット」なのだから
「儲け」=信者の獲得を優先する、マーケットは「儲け」のために「ターゲット」を”選別”する
だから、先の「プロメテウス」の文脈で言えば主戦のターゲット層に「予め絞られて」いるのだから、当然の如く、その前提に「性別2元論」の信望者が「前提」となっている、なので
Xジェンダーで無性派な上に身体までIS寄りの自分からしたら、完全無視で、てやんでぃー!となるのだけど、「儲け(信者)」が多くいる場所でそれを”獲得”する戦略からしたら真っ当なやり口なのだろう、

これだけ巧みに「お金儲け」できる「大商人」な宗教なのだから、同じくお金の掛かる世界の「政治家」が放って置くはずもない、それが多くの国で「非科学的」、「妄想の神話」と揶揄されつつも「政治」と「宗教」が癒着しやすい所以なのだろうと思う。宗教関係者からしても国や政治家から”庇護”されて両者お得な関係である。

ああ、なんか羨ましいなー、自分も”マーケット”をもっと勉強して「X教」とか「クイア教」でも
起こしてやろうか(笑)

と、”羨ましい”で思考停止しても意味がないので、折角だから「映画プロメテウス」のキーワード
に沿って、ワタシが「精神グッズ」と関わっている内に気が付いた、「世界の宗教」に共通する
あるシンプルな”神様の誕生する心性”について明記しておこうと思う。

(つづく)

ログイン


無料ケータイHP


FC2無料ケータイHP