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Webの「枕石漱流 日記」の携帯出張版です。
2008/12/08(月)
「アレルギー反応や慢性痛との類似4」
これをコンプレックスのメカニズムに当てはめたら、どうでしょう?
吸血ダニや寄生虫は強力な病原体を媒介し、大型の哺乳類を死に至らしめることもあったそうです。
つまり、相当な脅威だった。
コンプレックスの核になる体験というものは、それと同じくらいの脅威なんでしょう。
簡単には受け止められないような、脅威を孕む体験。
そして、IgEが吸血ダニや寄生虫がいない社会で、それと成分の似た花粉に反応するように、
心理作用としても、コンプレックスの核となる経験ではないのに、それと似たような場面に遭遇すると、
同じような反応が起こってしまう。
人体には、身体に有害なものを撃退する免疫という仕組みが備わっていますが、
その免疫が害のないものを有害なものと誤って認識し、過剰に反応してしまうのが、アレルギー反応。
これと同じような働きが、心理作用としても生じてしまう。
例えば、あまりに大きいショック体験は、心を壊しかねない。
そうすると、そんなものは認識させないようにと防御反応が生じる。
しかし、本来無害なものに対してまで、過剰に反応するような事態も生ずる。
コンプレックスも、ある意味、心理的なアレルギー反応であると、言えるのかもしれません。
吸血ダニや寄生虫は強力な病原体を媒介し、大型の哺乳類を死に至らしめることもあったそうです。
つまり、相当な脅威だった。
コンプレックスの核になる体験というものは、それと同じくらいの脅威なんでしょう。
簡単には受け止められないような、脅威を孕む体験。
そして、IgEが吸血ダニや寄生虫がいない社会で、それと成分の似た花粉に反応するように、
心理作用としても、コンプレックスの核となる経験ではないのに、それと似たような場面に遭遇すると、
同じような反応が起こってしまう。
人体には、身体に有害なものを撃退する免疫という仕組みが備わっていますが、
その免疫が害のないものを有害なものと誤って認識し、過剰に反応してしまうのが、アレルギー反応。
これと同じような働きが、心理作用としても生じてしまう。
例えば、あまりに大きいショック体験は、心を壊しかねない。
そうすると、そんなものは認識させないようにと防御反応が生じる。
しかし、本来無害なものに対してまで、過剰に反応するような事態も生ずる。
コンプレックスも、ある意味、心理的なアレルギー反応であると、言えるのかもしれません。