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⇒石に枕の携帯日記

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Webの「枕石漱流 日記」の携帯出張版です。

2008/09/26(金)
「修復しようとした試み6」

このように、深刻な事態にならないよう、傷を塞ごうとして働いている防衛のメカニズムが、感情の流れを阻害することにもなってしまっているわけですね。

心の中のかさぶたが見えないところで大きくなって、やがて見えるところまで影響を与えてくるのです。

まるで、血管の中の異常により、我々の目に見える身体活動が阻害されるように。

血栓が止血という意味では有用でありながら、血流に対しては害を与えてしまうように、心の中で、傷を塞ぐための有効なメカニズムが、感情の流れを阻害してしまい、何らかの閉塞状態を作ってしまうのですね。


ところで、血栓症の治療に対しては、抗凝固薬や抗血小板薬が使われるそうです。ということは、血液を固まりにくくするということです。

すると、コンプレックスにこれを当てはめる時、そのカタマリを(ゆっくり)溶かしてゆき、尚且つ、感情というものが凝固しないようにすることが望まれるのかもしれません。

こういうことがヒントになるかもしれませんね。



話が「血栓に似ている」という横道にそれましたが、次回よりまた本題に戻りたいと思います。

(続く…)

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