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⇒石に枕の携帯日記

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Webの「枕石漱流 日記」の携帯出張版です。

2008/09/25(木)
「修復しようとした試み5」



反応として、その時の感情は、核となる感情と同じカテゴリに整理されるのだけれど、処理されていない核となる感情と重なり、大きく心を揺さぶる。

(傷は、感情をそこに留め、流さないおかげで塞がっている。そのメカニズムにより、同じような感情も流れないことになる)

(感情は「かさぶた」のような役割を果たす。つまり、それを剥がすと出血する)



その時の感情は小さなものかもしれない、しかし、同じような感情は処理されないままたくさんある。そして、一気に処理することもできない。

したがって、小さな同じような感情が発生するたびに、明確に意識されないまま、大きく心だけが揺さぶられることになる。

(以降、同じような感情は、傷を塞ぐメカニズムにより、そこに留まり、流れない。ただ蓄積される)



そのような働きに影響され、我々は時に、通常の振る舞いができなくなったり、よく分からない情動に困惑したりする。

(やがてそれは意識にまで影響を与える。それは血流が滞るように、感情の流れが滞っているから)

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