無料ケータイHP

⇒石に枕の携帯日記

累計アクセス:117833
Webの「枕石漱流 日記」の携帯出張版です。

2008/09/06(土)
「感情のカタマリ2」

血栓とは文字通り、血液が凝固してできる固まりで、それが血管の中で栓のようになってしまうわけですが、我々の心の中でもそのような現象が起こっているのかもしれません。

感情には流れる側面があるでしょ。

我々は何かに接することで、驚いたり、怒ったり、悲しんだり、喜んだりします。しかし、そういう状態がずっと持続するわけではなく、そういう感情は流れますよね。

驚いてもやがて落ち着くし、怒ってもやがて怒りはひいていきます。悲しむことはあっても、ずっと悲しむわけではなくて、やがて普段の生活に戻るわけだし、喜びの感情だって、やがて収束していきます。

こういう風に、感情というのは、内からわっと湧いてきて、やがてどこかに流れてゆくのでしょう。(流れて行く先がどこか、私は知りませんけども)

で、上が通常の状態ですね。血栓のない状態です。では、血栓があったらどうなるでしょうか?



血栓とは即ち、血の固まり(カタマリ・塊)が血管を塞いでしまうこと、血管内で栓をしてしまう状態です。それによって、虚血や梗塞が引き起こされたりします。

虚血とは、本来臓器や組織に流れてくる血が少なくなる状態のことで、それによってその部位が変性してしまったり、萎縮してしまったり、時には壊死してしまったりします。

梗塞とは、動脈がふさがることによって、その流域下の組織に壊死が起こることです。

(三省堂「大辞林」参照)

ログイン


無料ケータイHP


FC2無料ケータイHP