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⇒石に枕の携帯日記

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Webの「枕石漱流 日記」の携帯出張版です。

2007/10/06(土)
「地球へ…21 星は流れて」

ミュウへの無条件降伏を受け入れ、マザーシステムから切り離されていく、都市。

ある看護士――
「それじゃあ、これから世界はどうなってしまうんでしょう?」

スウェナ・ダールトン
「どうなるのか、それは私たちが自分で考え、決めることだわ」

システムから切り離され、変わりゆく、世界。

自立。

それゆえの、不安。



その陰で戦う子ら――

アルテラ
「なぜ私たち、戦っているの?」
「最初は、みんなを助けたいだけだった。なのに、戦えば戦うほど、自分がバケモノだと自覚する」
「みんなから心が離れるばかりで…」

トォニィ
「泣かないで、アルテラ」
「ボクらは望まれて生まれた、ミュウだ」
「ボクらは生まれたときに、既に愛されていた。他のミュウたちとは違うんだ」

「だから、守りたかった…」


大事なモノを守るために、
それぞれが、戦う。

涙を流してでも、
戦う…



ソルジャー・ブルーは言う――

「ジョミー、君は太く短い人間の生命力と、細く長くこまやかなミュウの精神、その両方をあわせ持っている」

「我々ミュウが、母なる地球(テラ)へ帰りつくのに、人間たちと手をつなぐか、彼らと戦い勝ち取るか――我々を導き、その答えを見出すのに、君ほど相応しい者はいない」

「信念をもって進め、ジョミー」



大事なものが散ってゆく、

かけがえのないものが流れてゆく、

それでも、人は進む。


「信念をもって進め、ジョミー」


破壊のあとに、創造があることを信じて…

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