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Webの「枕石漱流 日記」の携帯出張版です。
2007/07/14(土)
「地球へ…L 二つの道」
ジョミー・マーキス・シンは言う――
「長老たちの思い、若者たちの願い、みな、叶えてやりたい…」
「それがたとえ、理想だといわれても…」
「思いを抱くものだけに、望む未来は訪れると思えるから…」
☆
老人たちの思い、
まだ見ぬふるさとへの帰郷。
若者たちの願い、
新たな故郷の創造。
カタチの違う、故郷。
二つの故郷。
二つの道。
老人たちは、帰ろう(返ろう)とし、
若者たちは、進もうとする。
それもまた、自然。
☆
老人たちは、そこにあるであろう、故郷をイメージする。
若者たちは、やがて形づくられる、故郷をイメージする。
今、故郷と呼べるものがないから…
イメージが、やがて、創造を呼ぶ。
イメージを必要とする、悲しい人たちにこそ、
創造は芽吹く。
必要だから。
「思いを抱くものだけに、望む未来は訪れると思えるから…」
☆
「渇ききった大地だろう?」
「生きるものとて、無いような土地だ」
「だけど、雨が降れば花が咲く、虫が飛ぶ」
「豊かになるチカラを持っているんだよ、この土は…」
豊かになるチカラを…