失くならないと思いこんいたものが
また一つ消えるようです
アニメ映画「火垂るの墓」のワンシーン
「節子、なに舐めとるんや？これおやじきやろ！ドロップちゃうやんか」
号泣した方も多いのではないでしょか　(T∀T)ダァー
節子が握りしめていた「サクマドロップス」が
このコロナ不況でなくなってしまいます　(TдT) ｳｩ…

お菓子のコラム「お菓子帖」の作者の綱島さんによると
現在、サクマ式ドロップス（赤缶）の佐久間製菓（池袋）と
サクマドロップス（青缶）のサクマ製菓（恵比寿）の2つがあります
映画で登場したのはサクマ式の赤缶です
二つの会社は戦前は一つの会社「サクマ製菓」でした。
戦争が激しくなり砂糖の供給も止まり、
企業整備令により戦争に何の役にも立ちそうないものを作っている
会社は解散せざる得なかったそうです。　（◎ n`◎）

戦後、会社再建。ところが全国にサクマ製菓を名乗る会社が
五つほど出来ていたということですが、
自然淘汰されて今のニ社が残りました
しかし、当然のように訴訟で争いになりました。
結局、裁判の結果、戦前の社長の息子が起こした
池袋の会社がサクマ式の登録商標を獲り、
戦前の会社の番頭が起こした恵比寿の会社に
元の会社名のサクマ製菓の表記が認められました。

佐久間製菓の廃業により、終戦直後のお家騒動に見えた会社分裂も、
残る1社となり終焉を迎えるようです　(・へ・;;)うーむ・・・・


そんなに購入するわけではないですが
子供の頃の思い出の味「赤缶」を
サクマ製菓さんが復活してくれるのを望みます
　　　　　　　　ヾ(*￣▽￣*)Byeヾ(*￣▽￣*)Bye