昨日カズレーザーのテレビ番組で、スマホ依存の対策を特集していました。
３秒かけて息を吸い、７秒かけて息を吐くといいのだそうです。息を吸うときに交換神経が、吐くときに副交感神経が働くので、副交感神経は脳がリラックスするので、息を長く吐くことで呼吸がおだやかになり脳も体もリラックスするのだそう。

私は口では南無妙法蓮華経と唱えなさいと言っておきながら、1人だと唱題が長く続かないのが悩みでした。南無妙法蓮華経　南無妙法蓮華経　南無妙法蓮華経、と唱えるのは息を吐くということ。この南無妙法蓮華経とこれ以上言い切れなくなったときに、なるべく穏やかに言い切るようにし、息を吸うときも穏やかに、を繰り返すと、気づいたら結構長く唱題できていました。30分くらい。いつも５分くらいで切り上げていたくらいだからえらい成長です。しかも気持ちいい。息を吸うときも心地いいように香りのいいお線香とペパーミントのアロマを焚いています。

知人がとってくれている聖教新聞に、被爆経験のある104歳のカメラマンの男性の記事がありました。「波動というものがあって、唱題は波動だから、唱題することではじめは煙たがっていた周りの人たちが、だんだんと私に興味をもちはじめ、気にならないどころか一緒に唱題をあげてくれるまでになり、自分としても世間的な努力は何もしていないのに気づいたら道が開けていて今も元気に現役のカメラマンでいられています。」

波動・・。２重スリット実験を思いだしました。２つのスリットが入った板とその後ろに何もない板を置き、前方から電子を発射させてスリット越しに付着した電子の分布をみる実験です。普通に考えたら、スリットのあるところだけに電子が通過するので、たくさん電子を発射すれば後ろの板には2本の電子の筋ができると思うでしょう。でも結果は後ろの板には等間隔に何本もの筋ができていました。波が押し寄せた後のように。え！？と思い、今度はスリット付近にカメラをつけて、電子がどういう動きで何本もの筋をつくるのか確かめようとしました。ところが、、カメラをつけて実験したら最初に仮定した、スリット越しにだけ電子が集中して２本の筋をつくったのです。

電子は単なる「粒」と、広がりをつくる「波」のふたパターンがあります。人が調べようとしなければおおらかな「波」なのに、調べようとしたら単純な「粒」に形状を変えたのです。この極小単位の物質における恣意性のようなものが、量子力学の壁であり、この世界が仮想現実であるとする根拠の1つです。まるで見られることで能力を発揮しなくなりました、みたいな。

波動というのは、自分が波になることなんだな、と。南無妙法蓮華経と唱えれば何事にも影響を受けない波を出せるんだな、と今さら気づいたんです。釈迦も日蓮も波のようなオーラで人を天をも惹きつけていたんだなと。

カズレーザー気づかせてくれてありがとう。