「妙とは蘇生の義なり。蘇生と申すはよみがえる（蘇る）義なり」

南無妙法蓮華経と唱えることで、心は若さを保つことができます。若さを保つというか、蘇る。日々。

ピンとこないかもしれませんが、心が古くなるということはもの事が客観的に見られなくなって、他人への感度も無になることです。だから年寄りの政治家が集まれば、コロナ対策は延々に馬鹿の一つ覚えみたいなことを繰りかえすし、誰も納得しないような理由で戦争も始められます。他人の死なんて、文字通り他人事。

「年寄りはしょうがねえなー」と言っていた人が、数十年たって言われる側になってしまう。何もしないと必ずそうなります。

「妙」という字の女偏は、ひざまづいて祈っている女の人の姿。右の少は、稀少という意味です。自他の幸福を祈られる貴重なあなたになってください。

私が一番、南無妙法蓮華経と唱えて素晴らしいと思うことは、それまで救いを求める側だった人が、勇敢に人を救う側へと変わっていくことにあります。