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ギトンのあ-いえばこ-ゆ-記(旧)

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ここは、2015.3.10.までの過去日記倉庫です。

2015/02/04(水)
「花巻・盛岡紀行───中津川」

.
こんばんは。。。




ゆうべ出した記事が手違いで消えてしまったので、再出です。。。 やれやれ‥‥




中津川は、盛岡城の横を流れて北上川に注いでいます。お城の下では、下流から上流へ、「下ノ橋」「中ノ橋」「上ノ橋」って、3つの橋がかかってて、名所らしいです。↓写真は、下ノ橋。。。 宮沢賢治の下宿は、この橋のたもとにあったそうです。



「夜明げには
 まだ間あるのに
 下のはし
 ちゃんがちゃがうまこ見さ出はたひと。」(歌稿B 537)

「ほんのぴゃこ
 夜明げがゞった雲のいろ
 ちゃんがちゃがうまこ 橋渡て来る。」(歌稿B 538)

「いしょけめに
 ちゃがちゃがうまこはせでげば
 夜明げの為が
 泣くだぁぃよな気もす。」(歌稿B 539)

「下のはし
 ちゃがちゃがうまこ見さ出はた
 みんなのながさ
 おどともまざり。」(歌稿B 540)

↑清六さんが登場していますね^^




方言はギトンもよく分からないので、説明することもできません。このまま何度も読んでみてくださいw





読書百ぺん おのずから意味通ず‥






ちゃぐちゃぐ馬コは、ギトンもまだ見たことがありませんが、馬に乗った武者行列だそうです。
重い鎧兜を着た武者を乗せて、歩く馬もたいへんだろう‥ それなのに、おおぜいの見物人に見られているので、せいいっぱいのスピードを出して、一生懸命に駆けて行く馬を見ていると涙が出そうになる。。。 武者行列を見ても、ひたすら、武者を乗せてる馬のほうに視線を釘付けにしている、この人の感性は特別だと思いますね。






そういえば、ギトンは小学生のとき、花を写生させると葉っぱばかり大きく書いて花はほとんど見えないって、よく怒られたもんです。。。 もし、ああゆう方向を摘み取らないで延ばしていったら、いまごろは……

いえいえ、やめときましょう。賢治サンとちがって才能ないですからw









「中津川河藻はな咲きさすらひの
 しろきこゝろを夏は来にけり。」(歌稿B 506)


「中津川 川藻に白き花咲きて
 はてしも知らず 千鳥は遡[のぼ]る。」(歌稿B 507)



バイカモの咲く季節に来てみたいです‥ でも、川の水は、賢治の頃と比べられないくらい汚れてますが。。。


花巻の豊沢側の上流(大沢温泉、渡り橋、‥)は、まだ水がきれいでしたが‥
盛岡市内では、しかたないですね。




「さすらひの/白きこゝろ」って、どんな心なんでしょうか?‥w

川の流れを見ていると、そのまま揺られて行ってしまいたい気持ちになるのはたしかです。




あー でも‥ここでも賢治サンの感性は特別なんです。流れに揺られて行くんではなくて、流れに逆らって、どこまでもどこまでも遡って行くって言うんですから。。。










ばいみ〜 ミ
.

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