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ギトンのあ-いえばこ-ゆ-記(旧)

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ここは、2015.3.10.までの過去日記倉庫です。

2015/01/31(土)
「花巻・盛岡紀行───鴉と椋鳥」

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おはようございます。。。


きのうは画像だけアップして、何にも書かないで……すみませんでした

きのう東京は雪でしたが、けさはもうすっかり晴れてます‥



ところで、↓下の画像ですが、花巻の賢治詩碑のまわりで撮った鳥の写真をまとめてみました。

カラスじゃしょうがないって?



いえいえ…それが、あっちのカラスは、東京のあたりのカラスと啼き声がちがうような気がするんですよ。‥またまたミヤマニの幻聴だなんて言わないでください。。。



どう啼くのかって。。。 カナで書き表せないから困りますね。。。 今度行ったら録音したほうがいいかもしれませんね。そうすりゃ、幻聴なのかどうかも分かるしw




カァって一啼きじゃないんですよ、こまかくたくさん啼きながら、飛んでいる‥ 飛び方も、なんか違う。鴨や雁が飛ぶみたいな‥なんていうか‥自然の鳥らしいっていうか、あるんですね。東京のカラスは違いますよw




「どこからかチーゼルが刺し
       光(くわう)パラフヰンの 蒼いもや
       わをかく、わを描く、からす
       烏の軋り……からす器械……」(陽ざしとかれくさ)

↑賢治サンはこう書いてるんですが、‥こういう飛び方でもなかったですよ。季節が違うせいかな。。。



「城のすすきの波の上には
 伊太利亜製の空間がある
 そこで烏の群が踊る
 白雲母のくもの幾きれ」(マサニエロ)

↑これとも違いましたね。ちなみにこれは花巻城址の本丸ですが、。。。城あとにカラスは居なかったな。。。


「烏がもいちど飛びあがる
 稀硫酸の中の亜鉛屑は烏のむれ
 お城の上のそらはこんどは支那のそら
 烏三疋杉をすべり
 四疋になつて旋転する」(マサニエロ)

↑これはかなり近いですね。ええ。。。こんな感じでした。




あと。。。↓写真の右下ですけど、カラスより小さい鳥がたくさんいるんです。スズメだと思ったんですけど、地元の方に話したら、ほんとにスズメだったか?‥と聞かれました。近くで見たわけじゃないから自信ないですね。地元の方のお話では、小型の鳥はムクドリが多いそうです。これもムクドリなのかな。。。 木にいっぱいいるって言いますから、この写真と同じですね。ムクドリかもしれないな。




でも、東京でムクドリって言ってる鳥と、ちがうような気がするんですよ。ムクドリって言うと、(東京では)もう少し大きくて、鋭い、騒がしい声で鳴きます。とにかく啼き声がうるさいです。

花巻や盛岡で言うムクドリは、こっちで何と言う鳥なのか。。。もっと知りたいですね。バードウォッチングとかしたことないから、鳥はからきし分からないんですけどね。。。


「そして水に足を入れたとき、私たちは思わずばあっと棒立ちになってしまいました。向うの楊の木から、まるでまるで百疋ぴきばかりの百舌(もず)が、一ぺんに飛び立って、一かたまりになって北の方へかけて行くのです。その塊は波のようにゆれて、ぎらぎらする雲の下を行きましたが、俄かに向うの五本目の大きな楊の上まで行くと、本当に磁石に吸い込まれたように、一ぺんにその中に落ち込みました。みんなその梢の中に入ってしばらくがあがあがあがあ鳴いていましたが、まもなくしいんとなってしまいました。」(鳥をとるやなぎ)

↑これは、盛岡と花巻の間、矢巾の南昌山のふもとですが、賢治サンはモズだって言ってますね。森荘已池さんだったか松本隆さんだったか、モズじゃなくてムクドリだよって書いてました。

たしかに、「梢の中に入ってしばらくがあがあがあがあ鳴いていました」は、ムクドリっぽいですね。東京でムクドリって言うその鳥っぽいです。





やっと山の木や花を見て名前が分かるようになったと思ったら、こんどは鳥ですかね。やれやれ‥‥賢治サンに付き合ってると何でも知らなくちゃならないから、たいへんですね















ばいみ〜 ミ
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