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この頃岩洞湖

山暮らしを綴ります。

2014/08/10(日)
「夢の宝くじ」

私の自慢は、宝くじの高額当選者が、知人に二人もいる事だ。

一人は百万単位。もう一人は千万単位で当たっている。

もちろん、名前は伏せさせていただくが、当選者が身近にいる確率としては、高い方ではないか?

自分のモノではないが、こんな身近に当選者がいれば、あやかりたい!気持ちいっぱいである。

そんな事を思っていた矢先の7月。

店に出入りしている運送屋が、「宝くじを一緒に買わない??」と、私に言ってきた。

なんでも、運送屋仲間でまとめて買うらしい。

で、(なんで、あたしに声を掛けるんだ?)

とも思ったが、どうであれ欲が出て、仲間に入ることにした。

運送屋に、「私以外に、誰か誘った?」って聞いたら、「いいえ、誰も。後は運送屋仲間だけです。」

(おい!沢山の店に出入りしてるだろうが、目星を付けられたのは私だけだったのか!)

(私って、運送屋に伝わるほど、そんなに、お金欲しそうに見えてるのか?)と思ったが、
(まぁ、どうでもいい。当たれば何も問題ない。)と、捕らぬタヌキは皮算用して、当選日まで、☆当たったお金の使い方☆
の妄想にふけった。

が、当選番号発表頃には、買った事すら忘れていた。

最近、お客さんたちと、宝くじの当選発表の話題になり、私にも当たる権利がある事を思い出したが、横ヤリに、マスターが、「俺も調べてみよ!」と言うではないか。

どうやら、内緒で購入していたらしい。

それで、「実は私もさ〜・・」と、運送屋と手を組んで購入した事を打ち明けた。

そう、互いが互いに内緒で、購入していたのだった。

数日後、私に運送屋が持ってきたのは、6千万ではなく、600円だった。

チーーーーーン。

マスターも、老眼鏡をかけて確認したらしいが、4億ではなく、600円だった。

チーーーーーン。

サマージャンボの夢は、あっけなく散った。

残されたのは、このザンザンな雨の中、細々でも、働く事のみだった。

人生は甘くない。

お盆の帰省ラッシュが、台風だろうと、雨だろうと、いつもよりは、人通りがあるんだから、もれなくキャッチし、頑張ろうと思うこの頃だけど、マジでザンザン大雨降ってる、日曜の朝です。












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