最近、一人カラオケを楽しんだ。

誰に聴かせる訳でない。誰に遠慮する事もない。誰かの世話をやく必要もない。

ただ30分間、永遠と歌い続けるのだ。

おそらく、トイレ休憩に駐車場に入ってきた人は、どこからか聞こえる騒音に驚くであろう。

そのうち、岩洞湖のトイレに寄ると、女が演歌歌ってる声が聞こえる・・（怖）って、都市伝説になるかもしれん。

でも、ほんの30分だ。
駐車場に入ってくる車の数なんて知れている。
と、高をくくって歌っている。

が、村の老人から預かっている、昭和の時代のレーザーデスクだから、演歌か民謡しか選曲できないデスクばかり。

しかし昔取った杵柄・・演歌でも、何でも来い！

大きな声でスカッとできれば、それで良いのだ。

最近、ファンか?と問われれば困るけど、福田こうへいさんのCDを聞く機会があった。
今年出たアルバムで、徳光和夫の司会入りアルバムだ。

もう、素直にスゴイと思ったし、歌は本当に見事なものだった。

『あぁ上野駅』で、最高潮に感動した。まさに、昭和の時代だ。
私の父の十八番だった事もあるが・・。

音楽を聞いて、元気や勇気をもらう。って事、初めて体験した。

岩手出身の、小さな福田こうへいさんが、今全国区で、本気懸けて頑張って歌っている。

そう思うと、自分も、「負けてたまるか！」と弱気な自分をかき消してくれる。

そう、本気で頑張っている人を見て、自分も本気で頑張る。

私は、そんな存在になろうとも思わないけど、世の中には、歌で、声で、楽器で、芝居でと、自分にしかできない芸能で、人を感動させたり、元気を与えたりできるお仕事も、本当にあるんだなぁ。と思いました。

それは突然やってきて、別にファンじゃなかったし、積極的に聞きたかった訳でなくとも、たまたま聞く状況に置かれて、素直に聞いてみたら、アラ！元気と明日への勇気をもらったゾ。って、とても胸が熱くなり、益々、仕事頑張ろう！って思えました。
自分には、それしかないんだから、それしかないものに本気で取り組もう。と改めて思った。

これからは、こうへいさんを、陰ながら応援したいと思います。
ってか、応援するんじゃなくて、むしろ、自分が元気と勇気をもらうんだから、スゴイ現象です。

おばちゃんたちが、追っかけてるのわかる気がするーー。

でも私は、本人に会いたいとかではなくて、耳で歌を聞くだけで満足です。

そう言えば、そんな大物が、去年の春は「行者みそら〜めん」を食べに突然現れたっけな〜。

あの頃は、そんな大物になるとは、露知らずね。。

サインもらっておけば良かった、チッ！