無料ケータイHP

TxAxBの日記

2012/03/14(水)
「もう接近しなくていいです」

みなさんこんばんは、ピアスの穴を開けたら白い糸が出ていて、それを引っ張ったら失明してしまったアナル伯爵です。

そんな友達の友達が系の話はどうでもよくて、この世に生を受けて、物心付く前に死んでしまったなどを別として、誰でも恋愛の一つや二つした事があると思う。初めての恋愛を初恋と呼ぶわけで。

ちゃんと物心付いてからの恋愛となると俺は中学生の頃だった。隣の中学のアイドル的な存在の子とある日出会って。そりゃもう超かわいかったからね。周りの野郎どもはみんな口を揃えてかわいいって言うような。

ある日俺はそんな子と「デート(笑)」する事になってしまったんだよ。そりゃテンション上がりますよ先輩。周りの人間は

「おおおおおお!!!」

となり、冷やかされ。

でもその初デートは失敗に終わった。というか、そもそも諸事情により初デートにすら行き着けずに俺の初恋は終わってしまった。

その記憶は今となっては甘酸っぱいんだかほろ苦いんだか。まあいい思い出だよね。そんないい思い出が数日前に崩壊した。

ハレー彗星は80年に1回地球に接近するんだっけ。どうやら初恋の相手は20年に1回接近してくるらしい。

そう・・・数日前に超超超偶然にして再会してしまった。最初は誰だかわからなかった。彼女は子供を連れていた。話すうち、彼女が俺の地元に住んでいる事がわかった。

話は微妙に盛り上がる。

「私は○○中だったんですよ」

「えっ、僕は隣の○○中でした」

「そうなんですか!?私バスケ部だったから○○中とはよく練習試合しましたよ」

「えっ、僕もバスケ部でした。失礼ですけどおいくつですか?」

「35です。今年36です」

「じゃあ同い年ですね・・・」

もしかしてそうなんじゃないかと。

「あの・・・ご結婚されていると思うんですけど、旧姓はなんておっしゃるんですか?」

「Sです」

ガーン!というやつだ。シャイニングウイザードをクリーンヒットさせられたかのような。

その時俺はこう思った。

「この疲れた顔したママさんがあのSさん・・・?」

とね。

確かにうっすらと面影はあった。しかし時というものは残酷だ。あのかわいかったSさんをこんなにも劣化させてしまうなんて。

今この子に口説かれても俺は普通にスルーするだろう。それほどまでに彼女は劣化・・・平たく言えば老けていた。結婚し、子供が出来て生活に追われるようになると女というのはこんなにも魅力を失ってしまうんだね。

俺はショックだったよ。美しい思い出を返せ!思い出の中でのSさんはいつまでも14歳のまま。それが目の前にいる現実世界のSさんときたら・・・。

きっとチチも垂れてるんだろうな。なんか同窓会とか誘われた事ないけど、行ったら怖いんだろうね。みんな劣化しまくってて。

なんかこれ以上「ゲゲエー!」とか思いたくない(泣)

ログイン


無料ケータイHP


FC2無料ケータイHP