ご存知の方も多いと思いますが、東京選挙区に自民党から立候補している元テレビ朝日アナウンサーの丸川氏が、期日前投票で自分に投票をしようと出かけていったら、実は選挙権がなかったことが発覚、というニュース。

　Wikipediaがさっそくまとめてくれています。

「7月16日、報道陣を集め期日前投票のパフォーマンスをしようと新宿区役所を訪れた際に、選挙人名簿に登録されておらず同区での選挙権がないことが判明。NYから帰国後約3年間転入届を提出しておらず、今年4月20日に区役所を別件で訪れた際に提出したものの、転入3か月以内は選挙権がないため。帰国以来投票に一度も行っていないことになり、2005年9月11日の衆院選も今年4月8日の都知事選も棄権していた事が明るみに出た」

「さらに住民税の未納疑惑も持ち上がったが、テレ朝から源泉徴収はされており、居住の実態があるため新宿区に納付されていたと丸川事務所側は釈明した」

「なお住民基本台帳法で転入した日から14日以内に届けない場合は最高5万円の過料に処されるという違法行為である。つまり約3年間、さらに立候補した後ですら違法状態であった者が法律を司る国会議員に立候補していいのか問われている。今回発覚した衆議院選挙と都知事選に投票していないことを含め、政治への無関心すら疑われるような事態になったにも関わらず、参院選に立候補までしたことは世論からの失笑を買うこととなってしまった」