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サーティーンの日記

2011/08/10(水)
「小企画vol.5」

第五回目の自主企画が終わりました。たくさん人が来てくれて私は単純に嬉しい。まずお客さんにありがとう。そして勿論出演者様にも。では当日を思い出しながらチョロチョロ書かせてもらう。
まずオープニングで藤井洋平(a.k.aまめっこ)正直藤井君はこの日の出演者の中では最も異質。新宿ではあまりライブをしないしやってるシーンも違う、でも信じていた、絶対に持っていく、と、最初はまだ客の入りも20人くらいだったからチョロチョロ笑いが起きる程度だったけど二度目の転換登場時(トリ前)会場は爆笑の渦に包まれていた。彼の持つダンディズムにちりばめられたユーモアと鼻水すら飛び交う男気は高円寺を飛び越えてもっと認められてほしい。まぁ、でも少々大人の楽しむ音楽だとは思う。

そして一番手のちくわテイスティング協会。ベースの全部君とは結構長い付き合いだ、去年よくタイバンしたベルノバのヤスエ君やソコラノのドラムの人やテラコヤの人などそうそうたる面子のこのバンドを最初にするのはどうなの?って思う人もいたでしょうが大成功だったと思う。なんだかわからない内に巻き込まれて踊ってしまいちくわを食わされてる。どんどんボルテージが上がる。勿論その仕掛けは極めて優秀な演奏隊あってのものなんだけど

二番目はオム、男三人組である。いや嘘。彼女達は女子のじめじめした部分を排除したしかし女子だ。女子であると同時にニィはホモだ。男子に憧れを抱きながら現実に焼かれる女子の目線が生み出す轟音と美しい世界、なんだか大袈裟だけど、他のバンドには絶対にない美しさがあるのは見た人ならわかるはず
あんなにうるさいのに綺麗なんだよねオムって

三番目は新宿モーション店長にしてウルトラギタリストたくとさん率いるアバウトテス、僕がモーションに勤めていたのはもう3〜4年前か、まさかこのモンスターバンドと対決するとは思わんかった。企画やりません?って話をもらったとき冗談でアバウトテス出しますかぁ?みたいな事を言ってみたら「アバウトテスはもう出演決定です」「え?」みたいな、実はライブを見るのは久々だったけど、やはり凄いわ、、、
とにかく説明できないくらいにこの人達のライブって完全体感型ライブだ、ジャンルで説明ができない音の塊。それが一気に体を突き抜ける感じ。終わってからタクトさんがここ最近で一番いいライブできました。と言ってくれた。
たとえそれが偶然「できた」のだとしてもそれがこのイベントだった事は俺らは運がいいな。

四番目が僕のレテパシーズ。今回の面子で唯一ちょくちょく遊ぶ友達と言える人達かも。でも身内感などはない。そんな気持ちでは食われてしまうからだ。古宮大志君が持ってる純粋さや凶暴さは模倣不能だ、誰も触れる事ができないくらい遠くにある物語を聴いてる人の目の前に持ってくる。知らない内にみんながその物語に体を揺らす。まったく気をてらわないスタンダードで確実な演奏がそこにぴったりはまる。

五番手タコボンズ、僕らがこの人達を知ったのはライブハウスでも風の噂でもなくテレビからだ、五年くらいまえまだドラムと俺だけでライブとも呼べない雑音を垂れ流していた時にTVKのミュートマジャパンって番組でPVが流れてるのを見てなんじゃこりゃ、、めちゃヤバいじゃねーかと思った。それから後に自分たちの企画で共演になるとは夢にも思わなかった(過去にタイバンは何度かしてるんだけどね)
サウンドは言わずもがな、聴いている人すべての体を動かしてしまう圧倒的グルーヴ感、正直この後ライブするのはほんとキツい

そして最初に書いた藤井くんの爆裂転換ライブをはさみ

最後が僕らでした。どうだったろうか、、とにかく必死にやりましたよ、みんな盛り上がってくれたみたいだ。タコボンズアリト君はステージ横の扉から見てくれていた。僕らは最近曲が昔のものとは結構変わってきてて変化の年と言ってもよくってなかなか普段お客も来ないから、こういうたくさん人がいる場が設けれてよかったな、少しは見てもらえたろうか、、、

この日ほど企画に「小」が付いている事に違和感がある日もなかったろう。付けちゃったものはしょうがないからこのタイトルで続けるけど

ほんとに皆さんありがとうございました。感謝の言葉しかございませんです。

いやはや、

やっぱテキトーに毒はいてる日記が一番簡単でございますな。
ほんと、じぶんのやうな人間が感謝を述べるとどうしてもそこに漂う胡散臭さみたいなのが払拭されず沈殿しちゃって。

という事でまた会いましょうドロンパ♪

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