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サーティーンの日記

2011/07/16(土)
「だってこんなにファ〜インデ〜イ」

やっと少しだけバンドが回りだした6年目。おせーよバカ。板前は一人前になるまで5年の修行をするのなら妥当な期間だ。
外は地獄の暑さ、地獄サマーの到来である。ジューシーなデブになるべくらーめん二郎によく行くようになった。
ライブハウスを時間差で出て行く男女、そのわかりやすい作為に失恋したばかりの友人とニヤニヤしながらその日俺は骨を折っていた。新宿で、正確に言えば前日の神奈川で俺のあばらは粉砕していた。人生初骨折である。叫び声をあげて暴れまわるほど痛いというのが骨折のそれまでのイメージだったが、普通に生活し、普通にライブし、普通に悪化した

痩せた女の子ほどはある機材をしょって折れた骨で帰る。西武線ホームを無理矢理手を引かれ歩く女の子。彼女が彼の影響で聴きだした洋楽を想像し別れた後もその音楽だけが残る様をなんとなく想像する。
いつだって批評的に音楽を聴かなければ人は望んだ風景に戻っていける、必要がなくなっていつのまにか捨ててしまうだけの事だ。

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