別に自慢や恩をきせたいわけじゃないが、最近冷静に考えてみるとほんとに僕を介して色んな人達と知り合う人が多いなと感じる。そうやって言えば聞こえはいいんだろうがむしろ逆で僕を通じて知り合い、その後仲介者である私は大体放っておかれる。蚊帳の外である。
知らん内に彼、彼女らは盛り上がり宴を開き、海や山に行き、演奏会を催したり、ちちくりあったりしとる時に私は、ブックオフに行き、カップラーメンを買って、曲を作るはずがいつの間にかギターじゃなくマウスを持っていてエロ動画を落としている。
だからと言ってその状況に自分は悲観しているわけではない。必要な他人が必要な他人と出会う。それはいい事だし自分は優秀な人材派遣業だと思う。給料はどこからも出ない。
しかしフッと幼少の思い出がよぎる、童子の頃の記憶などほとんどのないが引っ越しを数日後に控えた私は二階の窓から友人達の姿を目視し、窓をあけ声をかけた、自分がなんと言ったかは覚えていない。ただ彼らが振り返りもせず「お前なんかいらないよ」と一言叫びその隣の奴がバツの悪そうな含み笑いでこっちを見た事だけは頭にこびりついて離れない。僕はほんとにこの頃からずっと同じ風景をループループして夢の中月まで行っちゃうわばかたれ

だからなのか他人と深く付き合えない、相手にとってあまりいいポジション取りをさせてもらえない、なんとも言えない奴、という地位を確立しつつある。辛くはない。実際俺も俺みたいな奴がいたら話はすれど家にまで呼びたいとは思わないのだ。

ただこの話は一つ問題があって自分はバンドのフロントだという事だ、サッカーで言うセンターフォワード。カズ、キングカズ。夜のハットトリック、それはタケダ。とか石器時代の話は誰も知らないからやめよう。
カリスマ性がどうとかはいいのだ。まずカリスマ性があるやつは日記事態「音楽で救える命があります。ワールドピース。ストップAIDS」みたいな内容だろうし、ブログもアメブロだ、最初からその辺は諦めてる。
でも人を惹き付ける吸引力は何かしらいるだろう。しかし人間関係すらまともに築けない私になんの吸引力があろうか？ステージ上で変なシャツを着たりしてなんとか人目をひこうと言う発想事態がすでに野性動物である。終わっている。こんな奴がやっていて申し訳ない。とたまにメンバーにも思うときはある。私にも良心の呵責はあるのだ。無慈悲、貧乏、不潔、偏屈、出不精、全て自分のいい加減な性格が災いしてついたイメージだ。 ちょっとまて不潔ではない。
バンドが好きだからこそやめてしまいたくなる。
わたしと言う人間のせいで見に来なくなってしまった、来なくなってる人もたくさんではないにせよいるだろう。その人には謝りたい。なるべくなら悪い噂だけはあまりたてないで、、

ただバンドをやって暮らしてるだけで悪い噂が立つのだ、、このせまい東京インディーの世間ですら「お前なんかいらないよ」と言われているようでまたタバコが増える。本当は山で壺を作って生活したい、けど、そんな事で挫けたらつまらないじゃないか。亡羊としたモヤモヤにタックルをかますのだ。慢性的なストレス、蔑んだ人々、去っていく人々に、届かないリベンジ、届くかもしれんリベンジ
それをピースの精神でやる。それもできんなら全俺は死ね